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LINEはなぜ自分が右で相手が左なのか考えた

LINEに限らずメッセージアプリは基本的に自分は右側で相手は左側に表示されていると思います。

 

感覚的には自分は左で相手は右という気がしますが、一体なぜ感覚とは逆の配置になっているのでしょうか?

 

これは言語について考えてみるとわかります。

 

言語は左から読むのが世界のスタンダード

英語もフランス語もドイツ語も日本語も中国語も韓国語も、どっちから読むのか?といえば左からです。

 

世界では言葉は左から読むのがオーソドックスなのです。

 

右側から読む言語として有名なのはアラビア語ですが、他の例といえばGHQに指導される前の戦前の日本語くらいしか普通は思い浮かばないと思います。

 

相手のメッセージが読みやすいように自分は右になっている

私達が読まなければならないのは自分の言葉でしょうか?それとも相手の言葉でしょうか?そうです、もちろん相手の言葉です。

 

そして言語は左から始まるものがスタンダードなので、最も読むべき相手のメッセージを左に配置したほうが合理的なのです。

 

脳みそって左から始めるようにできてる?

話がそれますが、商品の陳列や広告などの世界でも左は王様です。

 

自動販売機の配置や広告の世界で「左上の法則」「Fの法則」という言葉がありますが、基本的に人の目線は左から右、上から下に移動します。

 

素人考えでさらにこじつけるのであれば、他にも根拠になりそうなものがあります。「心臓の位置」です。

 

人は心臓のある左側を守るには、目線が自然と左側に吸い寄せられるようにできているほうが効率的です。人間を設計するエンジニアがいれば右と左であれば自然と左を意識するように設計するでしょう。

 

これだけ数多くの言語がありながらそれらのほとんどが示し合わせたかのように左から読むようにできています。これは人間の脳が左優先というベースを人類で共有しているからこそ起きていることなのではないでしょうか?

 

なんだか信じ込みやすい人相手であればイスラム文化圏と西洋文化圏との対立の原因を言語の左と右を当てはめて説明すれば騙せそう気がしてきました。

 

格闘ゲームでは左が自分

子供の頃、格闘ゲームで左は特等席でした。負けている方に左を譲るという謎ルールまで生まれたことがありました。キャラクターをピョンピョンはねさせて位置を入れ替えたものです。

 

感覚的にはやはり相手は右で自分は左なんです、きっと。

 

シューティングゲームグラディウスダライアスなども機体が左から右に向かっていスクロールするようにできています。そしてシューティングゲームでも基本的に左にいたほうが安全です。

 

少し脱線しました。

 

「脳が左優先だから言語は左から読む、だからメッセージアプリでも読べき相手のメッセージは左」だとここまで書きなぐってきましたが、私個人的にはメッセージアプリは自分を左で相手を右に配置した方が感覚的に違和感がないと思います。

 

きっと凄腕のエンジニアとかディレクターの人たちが頭をひねって利便性を考えた結果、相手からのメッセージを読みやすいようにあえて相手を左で自分は右に配置したのだと思います。

 

メッセージアプリである以上言葉の読みやすさ中心主義の考え方を貫けば相手を左に配置するのは正しく感じられます。

 

ですが感覚的には自分は左です。初めてLINEを使った人が感じる若干の違和感は自分が左であるという感覚に逆らって自分が右に配置されていることが引き起こしているのでしょう。

 

やっぱり「自分」は左配置がいいと思う

iPhoneしかりタブレットしかり、直感的な操作がもてはやされている現在でも自分のメッセージは右配置になっています。

 

しかし今の感覚を優先する流れが続いていけば、LINEの自分が左配置になる日も来るのではないでしょうか?

 

私自身無理やり3ショットチャットのwebサービスを作った時も、チャット画面では自分が左になるように配置しました右配置に変更しました、長いものにまかry)がLINEなどのような右配置がスタンダードなので、最後までどちらにするか迷ったことをよく覚えています。

 

 

 

(左の緑色が自分、相手二人が右)

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結局感覚中心主義の考え方に則って左に配置しましたが、もしかすると他にもスタンダードにならっているだけで感覚とは相反するようなデザインになっているところも多いかもしれません。

 

おそらく本職のクリエーターさんほど失敗できないので、余計にLINEとかiPhoneのメッセージとかの大御所のデザインに習う形になる傾向が強いと思います。きっと大御所が左に切り替えたりしない限りは今のままのデザインが続くのでしょう。

 

ブランド物のカバンや服のデザインが大衆品に落ちてくる様にUIの世界も似たようなことが起きている様に感じます。

 

こっちもついで読みしてくれると私が喜びます

↑のチャットを作った時の記事です。

frisker.hatenablog.com